STORY
「ねえ、知ってる? この町の『神隠し』の噂」
三方を険しい山に囲まれ、もう一方が静かな内海に面した閉鎖的な港町——祐尾鈴町。 市街地へ繋がる道は、山を貫くたった一本のトンネルだけ。 その美しい風光明媚な景色とは裏腹に、この町には古くから 「影祓いの猫」 の伝承と、若者が姿を消す 「神隠し」 の噂が存在する。
5年前に両親を失い、義妹の真銀と静かな日々を過ごしていた主人公・横川悠。 ある春の日、彼の前に一人の転校生が現れる。
「私、お母さんを探しに来たの」
行方不明の母を追って町にやってきた少女、御幸さとり。 彼女との偶然の出会いをきっかけに、悠は驚くべき事実を知る。 ——さとりの母が残した調査資料の中に、5年前に消えた自分の父の名前があったのだ。
夏に開かれる縁結びの祭り、「恋鈴祭」。 しかしその煌びやかな祭りの裏には、町ぐるみで隠された秘密があった——。
CHARACTERS
御幸 さとり (Satori Miyuki)
「えへへ、お母さんの口癖なんだ。笑顔でいれば、福が来るって!」
行方不明の母を探して祐尾鈴町にやってきた転校生。 深い赤色の瞳と、底抜けに明るい笑顔が印象的。 時々ふと「この場所、なんだか懐かしい」と呟く——不思議な勘の良さを持つ少女。
横川 真銀 (Mashiro Yokokawa)
「……別に。悠がそうしたいなら、すれば」
悠の義理の妹で、図書委員。銀髪に静かな青い瞳の、クールで口数の少ない少女。 素っ気ない態度をとるが、悠のことを誰よりも心配している。 「家族」として過ごしてきた日々の中で、自分でも気づかない想いが芽生えて——。
鷹野 芽依 (Mei Takano)
「別に、あんたのためにやったわけじゃない。ただの自己満足だから」
オレンジ髪のポニーテールと翡翠色の瞳がトレードマークの、冷めた皮肉屋。 真銀と同じ図書委員で、情報収集と分析に長けた頭脳派。 興味本位で悠たちの調査に協力するうち、自分の父が遺したノートとの繋がりに気づく——。
白島 楓花 (Fuka Hakushima)
「あの、ごめんなさい……今は、誰とも関わりたくなくて」
町を治める名家「白島家」の令嬢で、美術部の三年生。 桃色のボブヘアと、どこか寂しげな薄茶色の瞳を持つ、儚げな雰囲気の先輩。 誰にでも優しいが、心の奥には誰にも言えない傷を抱えている。
横川 悠 (Yuu Yokokawa)
「面倒くさいな。でも、放っておくわけにもいかないだろ」
5年前に両親を失い、横川家に引き取られた本作の主人公。 物憂げな瞳の奥に喪失感を抱えながらも、困っている誰かを放っておけないお人好し。 止まっていた彼の日常は、一人の転校生との出会いから動き出す。
SPEC
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| タイトル | くろねこのロマンス |
| ジャンル | 少年少女たちの「喪失」と「再生」を描く、和風伝奇恋愛ADV |
| 対応OS | 未定 |
| 企画・制作 | Project Arce |
| キャラクターデザイン | Pasteurized |
| シナリオ | Pasteurized |
| 音楽 | Pasteurized / しの |
| 背景美術 | しおりんご / zanuka |
| エンジン | Ren'Py |
| リリース | 未定 |